自己破産するに当たって注意しておきたい点
自己破産の申し立てを行いたいと思う場合、幾つかの点に注意する必要がありますが、その一つは、借金をする際誰かに保証人や連帯保証人になってもらっていないかどうかを確認することです。
保証人は、借主が返済できなくなった場合に代わりに返済する責任を持っているため、保証人に何の連絡もせずに自己破産をすると、保証人との間でトラブルが生じることがあるからです。
こうした理由で、申し立てをする前に保証人とよく相談することが勧められています。
自己破産の申し立てをするに当たってもう一つ注意しておきたい点は、ショッピング機能のついたクレジットカードを使って買い物をしていないかを確認することでしょう。
実際には、カード払いの買い物も借金の一つであり、申し立ての際には借入先の業者名と金額を申告することが求められています。
仮に申告するのを忘れてしまうとすれば、その借金は残ってしまう結果になるため、きちんと確認をして忘れず申告することが必要です。
また光熱費や家賃などをカード払いにしている場合も注意が必要で、自己破産の手続きを始める前に、カード払いから現金引落しや通帳引落しといった方法に変更しておくことが勧められています。